気になる指先の冷え

ますます寒さが増していく、この時期。
本を読みたくても、ページがうまくめくれない…
メールをしたいのに、スマートフォンが思うように打てない…
仕事中もパソコンでの資料作成が思うように進まない…など。
冷えにより指先がうまく使えずに困ることありますよね?
ホカロンを使ってみたり、ストーブに手を当ててみたり、温かい缶コーヒーで手を温めてみたり…
もちろん温まってはきますが、一時的なもので
またすぐに冷えてしまいます。
そんな時、資料作成している仕事の合間にオフィスのデスクでも、特に冷えが気になる外出先でも、
どこでも簡単に冷えを改善できる方法をお伝えしたいと思います。
そもそも冷えってどうして起こるのでしょうか?
冷えの原因ってなんだろう?
特に寒くなる冬の時期は、冷えで悩んでいる方が多くなります。
冷えとは、手足や、腹部、腰部、臀部、肩まわりなど体の部位が極度に冷えた状態をいいます。
冷えの大きな原因は、血行が悪くなることで起こるといわれています。
血行が悪くなることの原因は
季節環境の変化、運動不足、食生活の偏り、ストレスによる自律神経の乱れなど様々ですが
とくに冬の季節は寒くなることで、自然と肩が上がってしまったり体を小さく丸めてしまうことで
筋肉が硬くなり血管が収縮され血行が悪くなってしまいます。
それに血行が悪くなることにより肩こりや腰痛、頭痛、むくみなど…様々な不調のトラブルも引き起こしやすくなります。
また、冷えは冬の季節だけに起こるものではありません。
ストレスによる自律神経の乱れによっても血行が悪くなり冷えに繋がります。
自律神経とは、心臓・内臓機能を働かせたり、汗をかいたり、体温調節をしたり…自分の意志とは関係なく生きていくうえで自動的に働く神経のことです。
例えば、温度が上がったり下がったりすれば、環境に合わせて一定に体温を保とうと調整したり
熱が出れば熱を下げようと免疫を調整したり、ホルモンバランスを調整するような働きがあります。
自律神経が乱れる大きな原因はストレスと言われています。
本来は自律神経の働きにより気温に応じて体温を調整する働きが備わっていますが
夏場は外は暑く、室内は冷えていたり、冬場は室内はあたたかく、外は冷えていたり…
極度な温度差によって体にストレスがかかり、温度によって血管を収縮させたり拡張させたりする体温調整のコントロールがうまくいかず、血行が悪くなり、冷えに繋がります。
冷えを手軽に解消するためのエクササイズとは?
肩甲骨周辺にはある、「褐色脂肪細胞」
これは脂肪を分解して熱やエネルギーに変えてくれる細胞のこと。褐色脂肪細胞が活性化すると脂肪が燃焼され、体温や基礎代謝が上がるため冷え性の改善に繋がります
なので、肩甲骨まわりを動かすことはおススメです(^^♪
【肩回し】
まず肩に手を軽く添えます。
息を吐きながら肘を引きよせ背中を丸めます。
吸う息で肘を天井方向に動かし胸を大きく開くようなイメージで、吐く息で肘を後方遠くへ回しながら肩甲骨を引き寄せるように動かします。
反対回しも同様に。
これを片方向3回ずつ行います。
【ベイビーバックベンド】
息を吸いながら両手を天井方向に持ち上げます。
吐く息で肘を曲げながら下に引き下ろします。
この時に肘が肩の高さまで来たら肩甲骨も一緒に下げるように動かしましょう。
吸う息でまた天井方向へ。
これを3セット行います。
【イーグル】
右手を上に左手を下に回し両肘を重ねます。
手の甲同士を合わせます。さらに余裕があれば手のひらを合わせましょう。
吸う息で両手を天井方向に動かします、吐く息で肩甲骨を下げるイメージで両手をゆっくり下ろします。
反対も同様に行い、片側3セットずつ行いましょう。
冷え症改善の対策・方法 まとめ
指先が冷えたとき、手軽にどこでもできるエクササイズとして肩甲骨を動かすことはおススメです。仕事の合間や、家事の合間、外出先でもぜひ取り入れてみてください。
肩甲骨を動かすことで一気に血液が流れ、温まる感覚を感じていただけると思います。
肩甲骨を動かすことで肩回りの血流が良くなり、肩こり解消にもつながります。
冷えにおススメのマッサージ方法も紹介しています。
Lani yogaでは毎月、テーマを決めてクラスを行っています。
冷え症改善をテーマにしたクラスも開催しております。